着たいものを着てお送りするのがいい

先日参列した告別式では故人の趣味関係の友人が多くみえ、とてもラフで和やかなムードに包まれていた。アロハシャツの方、雪駄の方、デニムパンツの方も。これはちょっと特殊だけどお葬式の服もどんどん変わっていくのだろうなと思った。

「あとで何言われるかわからないからちゃんとしておきなさい」のようなことが伝承されてきた。あとで何か言う担当の年齢に達した今にもかかわらず、私は相変わらずの物知らず。

場面に合っていればそれでいいんじゃないかなと、参列するたびに実感する。着たいものを着てお送りするのがいい、今はそんな気持ちだ。

付け加えでもうひとつ、わたしもそうやって送ってもらえたらいいなあと友人たちに期待。

<イラスト:本田葉子『70歳一人暮らし、ふだん着おしゃれが日々の杖』より>

※本稿は、『70歳一人暮らし、ふだん着おしゃれが日々の杖』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。

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『70歳一人暮らし、ふだん着おしゃれが日々の杖』(著:本田葉子/幻冬舎)

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