つまり、一食でまとめて食べるよりも、朝昼晩、それぞれにタンパク質をしっかり摂ることが効果的なのです。目標にしたいタンパク質の摂取量一日70gのうち、ご飯や野菜のおかずから18gは平均して摂れています。残る52gを、三食で摂ると考えましょう。
私が実践しているのは、タンパク質の《ちょい足し》。たとえば、次ページで紹介している「肉そぼろ」を作って常備しておくだけで、さまざまな料理にアレンジができます。
ほかには、タンパク質の多い食材をちょい足しするのもいいでしょう。私が常備しているのは、半熟卵や麩、大豆ミートなど。汁物に少し足したりして、こまめにタンパク質量を増やすようにしています。小腹が空いた時にはチーズをつまむのも好きです。おやつからもタンパク質は摂取できますから。
ある時、料理教室の生徒さんにびっくりされたことがあります。その方はどうも毎日のご飯づくりが面倒なようで、「先生は普段どうなさっているのですか?」と尋ねられたのです。
「毎食、考えて作りますよ」と答えました。ご飯づくりを感覚で行っている方には驚かれるかもしれませんが、分量もきっちり量りますし、調理の時は必ずタイマーを使います。レシピ通り正確に作ったほうが間違いなく美味しいものが仕上がるから、そこは手を抜きません。