最優先は「食べる」こと

とはいえ、一人暮らしの料理のコツはなんといっても「手間」をかけないこと。食材を買って準備をし、調理から洗い物まで、料理は手間の連続です。だからといって「食べない」のはダメ。「料理は一から作るもの」という考えは捨て、「一人であってもちゃんと食べる」を意識しましょう。三食の用意に頑張りすぎなくていいのです。

まずは「食べる」を優先すれば、コンビニやスーパーの惣菜、缶詰でもよし。今や、作るより買う時代になったといっても過言ではありません。

食材をどれくらい買えばいいか迷うこともありますね。その時は単純に、野菜の量は肉や魚の倍と覚えておきましょう。

ただ、「何日も同じ料理を食べ続けなければならない」という、一人暮らしの悩みも。私は、野菜は買ってすぐ一口大にカットし、100gずつ小分けにして袋に入れ冷凍しています。

同じ袋に肉や魚介類も50g分入れておけば、あっという間に「冷凍パック」のでき上がり。みそ汁や煮物、ラーメン、焼きそばの具にもなるので、使い勝手がいいですよ。

買ってきた惣菜を温める時に、この「冷凍パック」やチーズをトッピングするのもおすすめ。ちょっとプラスするだけで栄養もタンパク質量もアップし、味や見た目のバリエーションが広がります。

仕上げに薬味をプラス、豆皿にお気に入りの調味料を添える……。こんなふうに、好みの味付けになるよう工夫するのは、とても大事なことです。それだけで食欲が湧きますから。

料理のハードルを下げるには、キッチンの整理も効果的です。今の自分にとって使いやすい道具に絞り、不要なものを処分すると、とっても料理しやすくなりますよ。私自身、鍋やフライパン、ザル、包丁を大小2つずつに絞りましたが、今はこれで十分だと感じています。

そして、電子レンジもぜひ活用してください。火を使いませんし、レシピ通りに作るだけで仕上がりますのでシニア向きですよ。

一緒に毎日三食、コツコツ食べて、これからも元気に生きていきましょう!

 

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