《空飛ぶ料理研究家》こと村上祥子さんは、84歳の今も全国を飛び回っています。その元気の秘訣は、食事にあるそう。12年前に夫を亡くし、一人暮らしをしている村上さんの生活とは(構成:本誌編集部 撮影:本社・武田裕介 イラスト:松元まり子)
倒れそうなくらいお腹が空いて
私の一日は、朝4時頃から始まります。年を追うごとに早起きになってしまい、今では日も昇らぬうちに目覚めるようになりました。(笑)
起きたらまずは、体を中から温めるために、大きめのマグカップでミルクティーを飲むんです。このミルクティーは電子レンジで作ります。
マグカップに水とティーバッグを入れて、600Wで2分。取り出した後に、粉ゼラチンや牛乳、粉ミルク、砂糖、アマニ油、私が開発したにんたまジャム(R)(にんにくとたまねぎを砂糖とレモン汁で煮詰めたもの)を混ぜて、いただきます。10年以上続くルーティンです。
その後は布団を畳んだり、洗濯機を回したり、朝のうちに家事を済ませます。自分のことだけでなく、3階の住まいから2階にある料理スタジオへ下りて行って、スタッフの出勤前に仕事の準備を進めるのも大事な日課。
2台の食洗機に溜まっている食器を片付け、その日の撮影で使う食材の下ごしらえをします。スタジオに3台ある冷蔵庫の中身は、すべて把握しているんですよ。