天の近く修行する人々

現在は小道や階段が整備され、修道院まで歩いて登ることができます。しかし20世紀初頭までは、人も資材も縄で編んだ網袋に入れられ、崖上の修道院へ吊り上げられていました。危険と隣り合わせの道のりですが、たとえロープが切れたとしても、「神の思し召し」と受け止めていたようです。

時代とともに修道士の数は減少したものの、現在も6つの修道院が残っています。

メテオラはギリシャ語で「宙に浮く」という意味。少しでも神の近くへ――そんな人々の願いが感じられる世界遺産です。

ルサヌ修道院の内部
ルサヌ修道院の内部。聖書をモチーフにした数々のフレスコ画が残っている(撮影:富井義夫)

 

世界遺産登録名/メテオラ
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