自分に特大の「加点」をしてよかったのかも

本当は、頑張らなくても、面白いことを言わなくても、一文字も書かなくても、私には価値があると思えるようになりたい。

何もしていなくても、ありのままの自分で素晴らしいはず。

ーーなんて自分の心に言い聞かせてみても、湯船の中で苦笑してしまう。

自己啓発本で何百回と目にした。そんなもの、簡単に変えられるはずがない。何十年もかけて染み付いたこの採点システムは、きっと明日も明後日も消えない。

それが、私のありのままだ。

また他人に嫉妬して、無価値だと焦って反省会を開いてしまう面倒くさい自分が現れたら、「ああ、また私は正の字をつけているな。しょうがないな」と苦笑いして受け入れるしかないんじゃないか。

嫉妬する自分も、焦る自分も、頑張る自分も、採点する自分も、好きにやらせておこう。でも、頑張らない自分も入れてあげよう。

お風呂の天井を見上げ、井の頭線の中吊り広告を思い出した。

……よくよく考えてみたら、映画のPRの仕事なんてやっぱりすごいじゃん!

周りと比べて勝手にちっぽけに感じていたけれど、私はもっと堂々と大騒ぎして、自分に特大の「加点」をしてよかったのかもしれない。

(写真:AdobePhotoStock)



ひとまず今週は十二分に頑張った、ということにしておく。

今日は何もしていないけど、お風呂あがりにハーゲンダッツを食べちゃおうっと。ハーゲンダッツの方が下北沢のおしゃれなカフェで食べたおしゃれなアイスより断然美味しいんだから。

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