がんじゃなかったら腎臓取り損?

妻にそのことを告げると、とてもショックを受けつつも病院探しを手伝ってくれました。周辺で評価の高い総合病院として、僕は湘南鎌倉総合病院がすぐに頭に浮かびましたが、奥さんが調べてくれたところ、湘南鎌倉総合病院は腎臓手術の症例数が少なく、この辺で一番症例数が多いのは横浜市立大学附属病院ということがわかりました(日本で2番目に多い症例数)。ということで地元の泌尿器科に紹介状を書いてもらって検査を受けに行きました。

病院ではまずCT検査を受けました。腎盂がん(腎盂とは血液をろ過して尿を作る部分)の可能性が高いものの、CT検査でははっきりとがんとは断定できず、そのため生検も受けました。変な話、生検は男性器の先から内視鏡を入れて左の腎盂の組織を取るんですが、先っぽに麻酔薬を塗るだけで、そこから先は全く麻酔のない状態で行います。これが超激痛で、人生で初めてうめき声を上げたことを皆さんに告白します。看護師さんからは「息を吸ってー、吐いてー」と言われ、「ラマーズ法?出産??」という言葉が痛みの中で脳裏をよぎりました。

しかし、生検をしてもはっきりとがんとは断定できなかったのです。担当の先生曰く、こうなるとがんかどうかは腎臓を取り出し、ホルマリン漬けにして刻んで分析しないとわからないと。腎臓を取らないとがんかどうかはわからない…。

じゃあもしがんじゃなかったら?腎臓取り損じゃん?