『鶏肉のバルサミコソテー』(撮影:佐々木美果)
『婦人公論』の料理連載「ヘルシーキッチン」11月10日号では、「賢いお酢レシピ」を特集! 独特の酸味と香りで、料理の味わいを引き上げてくれる「酢」。肉をやわらかくする、素材の色を引き出し保つ、料理をいたみにくくする、などさまざまな調理効果に加え、腸内環境の改善、美肌・ダイエット効果ほか健康&美容面でもメリットを持っていると言われます。「酢」のおいしい活用術を上島亜紀さんに習いました(料理=上島亜紀 撮影=佐々木美果 スタイリング・構成=関澤真紀子)

鶏肉のバルサミコソテー

イタリア料理のソースや隠し味などに使われるバルサミコ酢は、加熱するとコクと甘味が増し、醤油との相性◎。ソテーした鶏肉にバターを加えた濃厚ソースを絡めます

《 材料(2人分) 》

・鶏もも肉…1枚(300g)
・マッシュルーム…4〜5個(100g)
・塩…小さじ1/4
・粗びき黒こしょう…少々
・薄力粉…大さじ1/2
・A
  バルサミコ酢…大さじ1 1/2
  醤油…小さじ2
  バター…15g
・サラダ油…大さじ1/2

《 作り方 》

(1) 鶏もも肉はキッチンペーパーで水気を押さえ、余分な脂を切り取り、肉の厚いところに切り目を入れて厚さを均一にし、4等分に切る。全体に塩、粗びき黒こしょうをなじませ、薄力粉を薄く振る。

(2) マッシュルームは縦に薄切りにする。

(3) フライパンにサラダ油を熱し、(1)を皮目を下にして入れて強めの中火で焼く。焼き色がついたら裏返し、弱めの中火で4〜5分焼き、いったん取り出す。

(4) (3)のフライパンに(2)を入れて強めの中火で炒め、Aを加える。煮立ったら鶏肉を戻して絡める。

(5) 器に盛って好みでベビーリーフ、クレソンなどを添える。


本誌では蒸しずし、酸菜白肉鍋風鍋など6種のお酢料理レシピを掲載しています!

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