『アクアパッツァ風松茸鍋』(撮影:竹内章雄)
『婦人公論』の料理連載「ヘルシーキッチン」10月13日号では、「きのこ料理」レシピを特集! 料理研究家・江崎美惠子さんの料理教室は芦屋マダムに大人気。フランス料理をベースに和洋中、洋菓子に詳しく、一家の主婦としての心得も含めて伝える江崎さんのアイディアレシピは、おいしく華やかで、家族に喜ばれるメニューばかり。秋の教室の定番、きのこ料理のフルコースをご紹介します(料理=江崎美惠子 撮影=竹内章雄 スタイリング=肱岡香子 構成=北村美香)

アクアパッツァ風松茸鍋

きのこの王様・松茸をイタリア風に。蓋を開ければ、ふわりと高貴な香りが漂います

《 材料(4人分) 》

・金目鯛(切り身)…4切れ
・松茸…100g
・あさり…12粒
・ミニトマト(赤、黄など)…12個
・ブロッコリー…1/2個
・塩…適量
・白ワイン…大さじ2
・ライム(くし切り)…4切れ

A
 ・和風チキンブイヨン(前記事参照)…400mL
 ・薄口醬油…小さじ1/2
 ・塩…少々

《 作り方 》

(1) 金目鯛と松茸は、食べやすい大きさに切り、塩を少々振る。

(2) ブロッコリーは、小房に分けて塩ゆでする。トマトは湯むきする。

(3) あさりは、塩水につけて砂をぬく。

(4) Aを合わせて、スープを作る。

(5) 金目鯛、松茸を魚焼きグリルで焼く。表面に焼き色がついたらとり出す。完全に火が通っていなくてもOK。

(6) 一人分の小鍋にブロッコリー以外の具材を等分に盛り、白ワインを等分にふる。(4)のスープを等分に注ぎ、蓋をして火にかける。あさりの口が開いたら塩少々で味を調え、ブロッコリーを等分に入れて火を止める。ライムを添える。


本誌では松茸昆布の菊菜和え、きのこのマリネサラダなど4種のきのこ料理レシピを掲載しています!

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