101歳の長寿を全うした生活評論家、吉沢久子さんが日々の生活のなかで見つけた「幸せに生きる方法」「暮らしのアイデア」「簡単に作れるおいしい料理」は今の時代を生きる上でもヒントがいっぱい。エッセイ集『100歳の100の知恵』(中央公論新社)から吉沢さんの極意を1つずつ紹介します。

<100歳の100の知恵 20>

『夏の「駆けつけ一杯」はレモンミント水で』

夏になると、薄く輪切りにしたレモンとミントをグラスに入れ、冷蔵庫で冷やしておいた水を注ぎ、ぶっかき氷を一個浮かせたレモンミント水をよく作ります。かすかなレモンの酸味と香りにミントの緑が加わり、見た目も涼しげで、喉ごしも爽やか。

サッパリして、喉の渇きがパッと止まる感じがします。最初に思いついたのは姪でした。

すっかり気に入り、自分がいただくのはもちろん、夏にお客様が見えたときは、まず「駆けつけ一杯」にレモンミント水をお出しします。

見た目も涼しげに(イメージ写真提供:写真AC)

ミントは庭やプランターに一株植えておくと、どんどん増えていきます。デザートに添えたりミントティーにするなど、いろいろ使い道があるので、一株育ててみてはいかがでしょう。

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