毎日作ったという粘土のミニチュア弁当。現在は、食べ物以外の粘土細工にも挑戦中(インスタのIDはkunkun903

5月の1ヵ月間、毎日作り続けてインスタに投稿

「外出自粛でお稽古ごとはおろか、お買い物もままなりませんでしょう。週1回コープさんから届く材料で何とか献立を考えるのですが、きっと後から『あのとき何を作ってたやろ』と思い返すだろうから、その記録を残してみようと思いついたんです」

それを写真や日記ではなく、樹脂粘土のミニチュア、しかも「お弁当」として表現したのが実にユニーク。クラフトバンドを丸くして作った曲げわっぱの弁当箱に、その日の献立(実際には食器に盛りつけて出したもの)をミニチュアにして彩りよく詰め込んだ作品を、5月の1ヵ月間、毎日作り続けたという。さらにそれを、インスタグラムに投稿し始めた。

「85歳の夫が先にインスタを始めておりましたので、撮影をお願いしました。元美術教師なもので、なかなか厳しくて(笑)。立体にする前に描いたスケッチに、『ここがゆがんでる、間隔がおかしい』とツッコミがよく入ります」