「誰の人生にも光と陰があり、そのどちらも受け入れながらバランスをとって生きていくことが、幸せの本質です」

「こんなに家族のために尽くしているのに、誰にも感謝されない」と嘆く方も少なくありません。そうした方には、他者から褒められることを期待しないでください、とアドバイスをします。

自分のことは自分で褒めればよいのです。「今日も自分のやるべきことはやった」と自分を認める気持ちは、「今日も昨日と変わらない一日を送ることができた」という感謝の気持ちとつながっています。感謝の気持ちが芽生えれば、明日もきっといい日になります。

誰の人生にも光と陰があり、そのどちらも受け入れながらバランスをとって生きていくことが、幸せの本質です。幸せに生きるためには、自分の中心軸をしっかりと持つことが大切。自分は自分のままでいい、と思えると、安心感が生まれます。

誰かと自分を比べないこと、人の価値観に翻弄されないこと、そして常に自分の心を客観的に見守っていること。といっても自分を縛ってしまうと苦しくなりますので、どこまでできるか、ゲーム感覚で楽しみながら習慣化していくとよいでしょう。

最後にもう一つ。神様は私たち一人ひとりに、大きな愛を注いでくださっています。このことを信じて前向きに生きていれば、つらい出来事も良い方向へと流れていくのです。みなさまの毎日が心安らかなものでありますようにとお祈りしています。