Q9)食事で気をつけることは?

 

A9)和食がおすすめ

 

「バランスのよい食事は暑さに負けない体づくりの基本。一日に必要とされる水分2.5Lのうち1L分は食事からの摂取を目指しましょう。おすすめは和食。ごはんには水分が含まれます。みそ汁を添えるとさらに水分が摂れるうえに、汗で失われがちなミネラル類やビタミン類も補えるのがメリットです。梅干しをプラスすれば、もっとミネラル類が摂れ、食欲増進も期待できます。ただし、塩分の摂り過ぎには注意しましょう」

 

Q10)運動不足の人は熱中症になりやすい?

 

A10)筋肉をつけて体内に水分を蓄えよう

 

「筋肉は、体の中で最も水分を蓄えている器官です。体内に水分が多いほど熱が上がりにくくなるため、筋肉量の維持・増加を意識して日々の暮らしに運動を取り入れるようにしてください。汗をかきやすい体をつくるには、ややきついと感じる運動を1日30分程度行うとよいでしょう。

おすすめは、インターバル速歩。少しきついと感じる速さとゆっくりペースを各3分、交互に歩くのを1セットとし、5セット繰り返します。運動前後と運動中の水分補給もお忘れなく」