『婦人公論』8月24日号の表紙に登場した竹下景子さん

「面白そう」と感じることは手放さず

俳優業のかたわら、子育ての手が離れてからは、社会活動に参加させていただく機会も増えました。

2010年には、国連WFP協会の親善大使を拝命。食糧支援のため、アフリカのセネガルやルワンダなどを訪れましたが、みなさんリズム感がすばらしい! 子どもも大人も、生きる喜びを自然に踊りで表現するんです。そのエネルギーを感じながら、「あぁ、私はなんと小さなことでくよくよしているんだろう」と反省しました。

また、2年前から愛知県犬山市にある日本モンキーセンターの親善大使もしています。コロナ下でしばらく行くことができずにいるのですが、もう、すっかりおサルに夢中。私がパソコンを開いていると、「また、おサルの映像を見ているんでしょう」と夫や息子たちに呆れられるくらいです。(笑)

同年代の友人たちも、ボランティアを始めたり、朗読の教室に通ったりと、新しいことに挑戦する人が増えています。そういうことができる年代なんでしょうね。

私も、「面白そう」「やりがいがある」と感じることは手放さず、好奇心旺盛に過ごしていきたいです。

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