「役者としての私の〈同期〉は誰なのかよくわからない。強いて言うなら、文学座研究生時代の同窓生、渡辺徹さんですね。今でも家族ぐるみで仲良くさせていただいてます。」

 

今回の舞台『ドウキの…』ですが、台本はこれからなんですが、「同期」「動機」「動悸」いろんな意味があるみたいです。ちなみに役者の「同期」って難しいんですよね。芸人さんは、一周り年下であっても、早く芸能界に身を置いた方が「兄さん」になる。

役者としての私の「同期」は誰なのかよくわからない。強いて言うなら、文学座研究生時代の同窓生、渡辺徹さんですね。年が同じで、今でも家族ぐるみで仲良くさせていただいてます。

 

久々の同窓会で再会した同級生は…

今回の芝居で「同窓会」がキーワードとして登場します。小学校が取り壊されるというので、同窓会が20年くらい前にあったんですけど、もう同級生なのか先生なのか、見分けがつかなくなってました。(笑)

『ドウキの…』の脚本を書いてくださるのは大阪の劇団空晴を率いる座長、岡部尚子さん。彼女とは何度もご一緒させてもらっています。岡部さんはあて書き(あらかじめ決まった俳優に向けて脚本を書くこと)がとても上手い方です。

前回は、青木さやかちゃんとの舞台『ファム・ファタール! 運命の女 小川菜摘×青木さやか』というリーディング作品を手掛けていただきました。腐れ縁の先輩後輩同士の女の話です。