お釈迦様が説いた「人間関係の極意」とは

お釈迦様が人々を救うために説かれた「四摂法(ししょうぼう)」という教えがあります。人間関係の極意ともいうべき4つの方法とは、

1 布施(ふせ):惜しみなく与えること

2 愛語(あいご):思いやりのある言葉をかけること

3 利行(りぎょう):人のために尽くすこと

4 同事(どうじ):協力して行うこと

当たり前のことじゃないかと思う人がいるかもしれませんが、その当たり前のことがなかなかできないからこそ、お釈迦様は「四摂法」として伝えてくださっているのです。

親を脱皮した後に、「四摂法」を行っていたら、あるいは知識があって志そうという気持ちがあれば、私達は孤独になることはありません。

周囲の人達に嫌われることはないし、四摂法を行う対象に家族も含まれているので、家族との関係性も安定することでしょう。

※本稿は、大愚元勝『ひとりの「さみしさ」とうまくやる本-孤独を楽しむ。』(興陽館)の一部を再編集したものです。

ひとりの「さみしさ」と うまくやる本―孤独をたのしむ。(著:大愚元勝/興陽館)現在発売中です

「老い」「おひとり様」「友達がいない」……。YouTubeの人生相談が大人気の大愚和尚が教える孤独・寂しさをのりこえる方法とは。大丈夫、その「さみしさ」は解消されます!