「呼吸法」は最も簡単な自律神経のコントロール法

呼吸は、よくも悪くも、体内のさまざまなところに影響を及ぼし、体の調子を変化させます。呼吸の速度や深さは意識的に変えられるので、「浅くなっている」「速くなっている」と思ったら、ゆっくり深く呼吸しましょう。

呼吸が「浅い」「速い」と感じたら深呼吸を(写真提供:写真AC)

それだけで、交感神経優位に傾いていた自律神経のバランスが回復し、末梢血管の血液量が増えて体の調子が整っていきます。呼吸法は、自分の意思でできるもっとも簡単で無料の自律神経のコントロール法です。

ストレスや加齢によって自律神経のバランスが乱れやすくなっている方は、ぜひ自分の呼吸を意識して整える習慣を身につけてください。