かかりつけの医師がいる大切さ
そもそも大事なのは、かかりつけの医師がいるということ。脳梗塞になった時も、マネージャーの采配で、閉塞性動脈硬化症を診てもらっている総合病院と担当医を救急隊員に伝えて搬送してもらったんです。
いざという時、人はパニックになったり、思考停止状態になったりするので、かかりつけの病院や医師のことは紙に書いて冷蔵庫にでも貼っておくことを強くおすすめします。あたし、病院で担当医の顔を見て心底ホッとしました。
とはいえ、脚と違って頭部のカテーテル手術はやっぱりちょっと怖かった。それに、どういうメカニズムなのかは知らないけど、手から頭のほうへとカテーテルを通す時の異物感が酷くて、嘔吐したりして。でも担当医が太鼓判を押す脳外科医が執刀してくださったので、「大丈夫」って自分に言い聞かせて、すべてを委ねることができたんですよ。
病気をきっかけにグレイヘアに
現在は3ヵ月に一度通院して、MRI検査を受け、血液をサラサラにするための薬などを処方してもらっているのだけれど……。MRIの検査室が地下にあるせいか、いつも寒いの。そこへきてビキニのパンツの上に薄手のガウン一枚で検査を受けるじゃない? 途中でおしっこに行きたくなっちゃって、大変なんですよ。(笑)
はっきり言って目下の一番の悩みは尿漏れ問題よ。今日も朝から、何度行けばいいの? ってくらいトイレに駆け込んでます。あたしの場合、パブロフの犬現象で、水道の蛇口をひねってチョロチョロっていう水の音を聞くと尿意をもよおすの。下手するとちょっとちびってる時なんかもあって、冗談にならないんです。