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生活や環境の変化が生んだ現代を象徴する眼病の一つ
【E】加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症は、欧米先進国において成人が失明する原因の第1位であり、近年、日本でも患者が急速に増えていることから注目が集まっている病気です。

角膜の中心部に、物を見る時に重要な役割を果たす黄斑部という組織があります。この黄斑部が加齢や紫外線、スマホから出るブルーライトなどによって重大なダメージを受け、視力が低下。物がゆがんで見える、視野の一部が欠ける、視界の中心が暗くなる、物が見えにくいといった症状が表れます。

黄斑組織に老廃物が蓄積したり、網膜の細胞が萎縮するのが初期段階。初期から中期の段階であれば、注射や手術による治療が可能ですが、末期になると治療は困難に。
上のアムスラーチャートを使うセルフチェックも、加齢黄斑変性症の判別に役立ちます。