この記事の目次
<1>「間食は健康に悪い」は大間違い <2>4ヵ月で24キログラム減! 高カカオチョコレートは最強の間食 <3>おすすめする最高の間食習慣、 「チョコちょこ食べ」! <4>肥満を予防し、脳を元気に 便秘や冷え性を改善する効果も

もうひとつ、カカオに含まれるマグネシウムには、幸せ物質であるセロトニンの合成を助けたり、ストレスに対抗したりする働きがあり、リラックスしたい時、イライラを抑えたい時などに最適です。ほんのりあまく、食べた時の幸福感。そして、香りによる癒やし効果はチョコレートならでは。これが私がチョコレートライフをやめられない理由でもあります。低GIだから、おやつに食べても罪悪感を感じる必要もなし。控えめにいって「おやつ界のエベレスト」。仕事や家事の合間のティータイムのお供に最強なのです。

ほかにも、つらい便秘をスッキリ改善したり、免疫力を高めて、ウィルスに負けないからだにしたり、血行を促進して冷え性を改善するなど、高カカオチョコレートにはダイエットや健康のために役立つ成分がたくさん詰まっています。

医者の不養生を地でいく、健康とはかけ離れた生活を送っている、40代の後半戦を迎えている私が、昔と変わらず仕事に邁進し、大病することなく、健康診断でもどこも悪いところがないのは、間違いなく、高カカオチョコレートを毎日欠かさず食べ続けているからだと思います。高カカオチョコレートは、いつまでも若々しい体を手に入れるための優秀な天然サプリである―― 私の実体験からも、さまざまな研究結果を見ても、決していいすぎではないと思っています。

※本稿は、『医師が教える最強の間食術』(アスコム)の一部を再編集したものです。


医師が教える最強の間食術』(著:鈴木幹啓/アスコム)

間食に高カカオチョコレートを食べただけで、自らも24キログラム痩せた鈴木先生が説く最強の間食術。効果的な間食を習慣にすれば、血糖値が安定し、脳が元気に! 肥満解消、高血圧改善、認知症予防、集中力アップなど、間食が老化や生活習慣病を防ぐ健康習慣に変わる食べ方のコツが満載。