ほとんどの不調は「体→心」の順番で起こる

閉経を迎え、エストロゲンの乱高下が始まった女性の多くは、脳(視床下部)からの指令を受け、卵胞刺激ホルモンが大量に分泌される過程で自律神経のバランスが乱れます。そして、さまざまな不調に見舞われます。

そうした不調全般を「更年期症状」といいます。

更年期症状として代表的なもの(イラスト:『40代から始めよう! 閉経マネジメント 更年期をラクに乗り切る、体と心のコントロール術』より)

更年期症状の多くは、月経不順が始まる頃から「体の不調」として出始めます。そして追って「心(精神)の不調」が出てきます。

もし体の不調を我慢したり放置したりしていると、心の不調が強く出やすくなります。