4つの個人差

女性ホルモンがゆらぎ(エストロゲンの分泌量が増減し)、自律神経が乱れやすくなっても、実際に不調を感じる度合いは人によってまちまちです。

個人差はおもに「ゆらぎの高低差」「ゆらぎの期間」「体質」「気質・性格」という4つの要因に起因して生じます。

個人差が生じるおもな要因(図:『40代から始めよう! 閉経マネジメント 更年期をラクに乗り切る、体と心のコントロール術』より)

閉経前後の不安定な時期に悪い環境要因が重なると、不調がさらに悪化する場合があります。

家庭問題(子育て、介護)、社会問題(キャリア形成、昇進)などで余計なストレスを招かないためには、家族や周囲の人たちの協力も不可欠です。