親子2人きりで病気になる心許なさ
○7月19日(火)夜
喉の痛みと汗、息苦しさで、あまり寝られない、39度。寝た体勢も辛いが起きるのも辛い。何度も起きたり、横になったり、着替えたり、頑張って水を飲み込んだり。
夜は不安になる。やたらパルスオキシメーターで測ってみる。95から96。時折93になったりして焦る。
娘は熱下がりつつ眠れているようで安心。
ニュースではコロナ軽症の方が多いとのことだが、このままでいて良くなるのだろうか。わたしが大袈裟なのか、これを軽症というのか。
うがいをする度、鏡にうつる自分の顔に驚く。こんなに眉間に皺があっただろうか。おばさんじゃない!あ、おばさんだったわ。いけないいけない。
親子2人きりで、2人とも病気になることの心許なさを久しぶりに味わう。中1の娘は頼もしいが、やはり子どものことは心配だ。何度も「どう?」と聞いてしまう。汗をかいているのでめんどくさがる娘を起こしては着替えさせる。コロナは、誰も手伝いに入ってもらうこともできない。
24時間体勢のサポートセンターに電話はできるのだが、とりあえず夜中はやめて朝まで待とうと意味なく気をつかってみたり。医療関係の友人に電話やLINEで連絡をとる。とにかく水分をとって、と言われたので氷水とポカリスエットを頑張って飲む。娘にも「飲め飲め」。娘はコップをいちいち洗わないと飲まないので、やたらコップを洗っていた記憶。
助けられたのはご近所の友人が玄関にかけておいてくれる食事、フルーツ、保冷剤をタオルで包んだもの。小川菜摘さんからみかんジュース届く。
困ったのは犬の世話。散歩にも行けずずっとオムツで。かわいそうに。猫のトイレも掃除する元気なし。
明け方。体調が悪いと陽の光が痛い。遮光カーテンが欲しいと初めて思う。弱っているのだな、と気づく。太陽大好きなのに。