――今後の展望とこの事業への想いをお聞かせください。
グァバの美味しさを知らない方がまだまだたくさんいらっしゃいます。言葉で表現するのが難しいので、試飲活動をコツコツと継続的に続けていきたいと思っています。
海外でグァバを経験しているけど、国内では食べたり飲んだりしたことが無いという方にもしっかりと伝えたいですよね。
例えばバナナであれば、ガスを注入すれば青果で販売できる期間が長くなります。
グァバにもそういった方法があるんじゃないかな?と模索しておりまして、
もし青果で販売できる期間が長くなれば、栽培をやってみたいと手を挙げてくれる農家が増えるんじゃないかな?と思っているんですね。
実際今弊社でも収穫体験をしてもらう時期がありまして、その反響が素晴らしいんです。
そういった知見を元に、観光農園として地域を確立できれば未来が作れるのではないか?と。
今、地元の高校生に対して企業説明や実地体験をしてもらう活動を行なっています。
私自身、地元の消防団にも入隊しておりまして、果物を通して地元へいかに貢献が出来るか?を考えて活動を行なっています。
欲を出して言うと、恋ヶ浦がとても素敵な場所ですので、そこを守る、そしてその場所から地域貢献が出来ればと思っています。
photo by Hidetaka Nobu