はじめは着物に苦手意識があった
上級生になると10分程で着れるようになりましたが、
最初の頃は着物を着る度に、
「日本物が来たら退団だ!!」を繰り返し叫んでました。
着物には苦手意識しかありませんでした。
そんな辞めると豪語していた日本物で、初めて歌のソロの場面を頂いたことがありました。
とてもとても嬉しくて、
今後日本物で辞めるなどと二度と言うまいと誓った単純な人間です。
組長になって初めての仕事は、緞帳の除幕式でした。
色着物と袴で、新しい緞帳のお披露目をするというのが、
私の組長としての初仕事でした。
組長になりたてで、初めての事は何でも恐ろしく緊張するものです。
この時のメンバーが、
トップの瀬奈じゅんさん
副組長の花瀬みずかさん
そして私の3人。
その時は大劇場のお稽古中でしたが、東京へ出張して式典に参加するというものでした。
ホテルの部屋も3人一緒にしてもらったほど、とても緊張していました。