『マネーの虎』の南原社長に少し似ている、いつも穏やかに話を聞いてくれる感じの男性カウンセラーです。
オンライン越しに南原カウンセラーに向かって、「とにかく何もやる気が出なくてダルい」と話した。
ただ聞いてもらっているだけなのに、話しているうちに、自分がどうしてこんなに元気がないかわかってきた。
私は大きな仕事が終わると燃え尽き症候群みたいになってしまうのだけど、先月出した単行本を描き終わってから私はフヌケ状態になっていた。
すごくがんばって描いた漫画の単行本が思ったより話題にならず、同時期に発売された他の漫画家の単行本はどこでも話題になっていて、Amazonでレビューが2000件とかついていて、私のは12件とかでケタ違い。
どういう仕組みなのか、Amazon を開くたびに自分の漫画の横にその激売れ本が表示されるから、目に入るたび体の芯の部分がシューッとしぼんでいくのだった。そのうち、その激売れ本の表紙が視野に入らないように自然と心がけるようになった。