ノンストップの人生
ただ、そこから漫才ブームやらでホンマにノンストップの人生になっていった。ただ、その思いは奥底にはあって10年ほど前にそんな話を仲間内でポロッと言ったんです。そしたら「今からでも始めたらどう?」とみんながギターをくれるようになりました。
周りもエエ歳の大人ばっかりなんで、いやらしい話やけど、かなり上等なギターをくれるわけです。そんなんもらったらね、もうやめられませんやん(笑)。そんなこんなで発表する場としてライブをやったりしていたら、また「弾かれるんですか?」と新しいギターをもらう。
そんなこんなで、今は家に18本ギターがあります。もうにっちもさっちもというか、より一層、やめるにやめられません。(笑)
でもね、その環境がなかったらギターはやってなかったでしょうし、この歳になって思うのは言霊というか、言うと本当に動くんやなと。だからこそ、簡単にアレコレ言うもんでもない。そして、その流れに衝き動かされてきた人生やったなと幾重にも思います。