私が認知症と診断されたなら

繰り返しますが、医師から「認知症です」といわれても、「私の人生は終わってしまった」と思う必要はありません。「これまでできていたことが少しできなくなるんだな」とか「若いときのようには頭が回転しなくなったんだな」と思う程度で十分。

「脳が衰えてきたんだな」「衰えていくスピードを遅くしないといけないな」「脳が喜ぶことを積極的にやろう」と思って実践すればいいのです。認知症の診断は脳が死んだという宣告ではありません。

『80代から認知症はフツー ─ ボケを明るく生きる』（著：和田秀樹／興陽館）
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もし私が認知症と診断されたら、迷うことなくデイサービスを利用します。そして、それまで通りの生活を続け、いつも通りに意欲的に生きるでしょう。

認知症と診断されてもされなくても脳と体の老化は進みますので、その老化スピードを遅くするために、自由な気持ちで積極的に生きることを私はおすすめします。