国際結婚し2度の産休、職場復帰を経験

見事、早稲田大学に合格したくれさん。アルバイトで学費を稼ぎながら大学生生活を送る中で30代に突入。そして始めた就活は、思うようにいかなかったという。

大学は新卒。元タカラジェンヌだから社会人ですが、一般企業で使える実務経験がない、年齢は30代、いろいろなことがミスマッチで、採用してくれる企業に巡り合えませんでした。どうしよう。私、就職できない?と不安でしたね。同時に、大学の実習で社会福祉の実情を知るために児童相談所に行き、働く大人たちの心の問題や、働く環境の重要性に気づきました。そんなときに「どんな経験値も歓迎します」というシンクタンク「日本生産性本部」の存在を知り、経営や職場環境、働きがいを応援するというお仕事内容にピンときて、採用試験を受けて入職することができました。

同時に、学生時代に知り合った中国籍の夫と国際結婚。
日本生産性本部では、プロデューサー職として中小から大企業まで、企業の研修プログラム企画・運営、新入社員研修講師、経営支援事業等に従事。ビジネスにおけるコーチング、コミュニケーション、人材マネジメントなどを深く学ぶ。
途中2度の産休をとり、その都度、職場復帰した。

日本生産性本部で学んだことは財産になりました。キャリアコンサルタントの資格をとることにも繋がったんです。2017年に退職して、キャリアコンサルティングやコーチングの専門家として独立しました。2018年 夫の駐在帯同のため上海に転居。海外拠点においても様々なライフスタイルやキャリアを研究しながら、駐在妻仲間と「キャリアカフェ上海」を立ち上げたりしていました。

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