前田美波里さんが『徹子の部屋』に出演、若さの秘訣を語る。「老けた印象は背中から。口角を上げて笑顔を〈形状記憶〉も！」

口角を上げて笑顔を〈形状記憶〉

とくに気をつけなくてはいけないのが背中。背中に緊張感がなくなると、姿勢が悪くなり老けた印象になります。私は背中の若々しさをキープするため、「背骨を整える」「肩甲骨を柔軟にする」「背筋を鍛える」ことを意識したエクササイズを毎日欠かしません。

背中も含め常にチェックできるよう、家の中に全身が写る鏡をいくつか置いています。お風呂から出ると、下着だけ身につけて全身チェック。今の自分の姿から目を背けず、「ここはちょっとまずいかも」という箇所を見つけたら、集中的にトレーニングをします。

これは、植物との対話と同じだと思います。自分の身体だって、よく観察して会話するようにメンテナンスをしてあげれば、必ず応えてくれるものです。

最近気になることと言えば、マスクをつけていると知らず知らずに表情が乏しくなり、顔の下半分の表情筋が衰えがちになること。ほうっておけば、ほうれい線が深くなり、頬のたるみも進むでしょう。

予防のために、私は入浴中やテレビを見ている間、拳で顎や頬をぐりぐりとマッサージします。そして両手の人差し指を頬骨の下に当て、上に押し上げながら口角を上げてニッコリとスマイル。笑顔を〈形状記憶〉させるつもりで10数えます。毎日続ければ、ほうれい線やたるみが改善されますよ。

〈後編につづく〉

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