大河ドラマの見せ方

『鎌倉殿の13人』あたりだと、出てくる物語も、そこまで有名なものばかりではない。だからこそ視聴者も、何が起きようと、さほど違和感を覚えずに楽しく鑑賞できるのかもしれません。

だけど、今回は戦国時代が舞台で、主人公が家康。歴史に興味のある視聴者ならば、だいたいのストーリーは頭に入っている。となると、大河ドラマの見せ方としては、次の二つのいずれかが考えられるのかもしれません。

 1,視聴者をうならせるような、今までと異なる新解釈を示す。

 2,視聴者を満足させるように、演技をじっくり見せて俳優の魅力を引き出す。

どちらの路線もありだと思いますが、あくまでここまでについて本作品は、2寄りの路線を進んでいるのかな、という気がします。