嫁いだ女性は実家と婚家、どちらを重視したのか

ちなみに婚姻後、嫁いだ女性は実家と婚家のどちらを重視したのか?

それは、それぞれの判断にかかっていました。当然、実家の父や兄弟、それに対して夫が比較の対象になったでしょうね。

「嫁いだものの、実家のパパに比べて頼りないダンナだなあ…」となれば婚家の動きを探って色々と実家に伝える。「ダンナさん、最高! 結婚して本当によかった」となれば、婚家を夫とともに発展させる算段をしたでしょう。

あまり詳しく話すとドラマのネタバレになりそうなので、さらっと触れますが「実家を優先した」有名な女性としては、織田信長の娘・五徳姫が挙げられるでしょう。彼女のダンナは、家康の息子で長男の信康です。

一方、「婚家に根を下ろした」有名な女性は信長の正室、濃姫でしょうか。