セツコさんいわく、家事はいい運動と気分転換になるそうで――(撮影:後藤朋子/写真提供:興陽館)
1960年代に『りぼん』『なかよし』の表紙や“おしゃれページ”を手がけ、文具や小物などの「セツコ・グッズ」で一世を風靡したイラストレーター・田村セツコさん。今年で85歳になるセツコさんは、現役で仕事をする傍ら、食べものも着る服もありあわせ、お金を使わずかわいくておしゃれなひとり暮らし生活を楽しんでいます。そのセツコさんいわく、家の仕事はほとんど脳トレと筋トレになっているそうで――。

玉ねぎ1個あればいい

わたしは、いつも5時を過ぎたらちょっと飲むんです。お酒をいただくの。

お酒が好きってことで、お友だちがプレゼントしてくれたり。

ちょこっとお酒を飲むと、何でも他のものがおいしく感じるのね。何を食べてもおいしいのよ。

玉ねぎを筆頭に、ジャコやオカカ、ナッツやクルミなどがお気に入り(撮影:後藤朋子/写真提供:興陽館)

玉ねぎ1個あれば、スライスしたり、炒めたり。粉をつけて天ぷらにしてもいいわね。大活躍!!

玉ねぎくらい便利なものはなくて、そこにちょっとジャコとかオカカをプラスします。ナッツやクルミも好きなんですよね。