野球チームを一つも減らしたくない

そろそろコロナが落ち着いて、さあ、マスクを外して元やっていたことを戻しましょう!
…というときに、

今こそもう一度親としてのスポーツへの関わり方や古い習慣をしっかり見直して、戻すべきものは戻し、変えられることはどんどん変えていってもいい時期がきたのではないかと思っている。

うちの息子たちがいた学童チームは、その点毎年のように意見を出し合ってやり方を変えていくことができ、母のお当番の負担がどんどん少なくなっていったチームだったことは、とてもありがたかった。

風通しのいい議論ができるチームでないと、コロナは去ったとしても子どもたちの野球離れが進んでしまっては、いずれチームは淘汰されていく。今よりずっと少ない競技人口で行うスポーツになってしまうことを覚悟しなければならなくなる。チームが減って試合が組めなくなることを考えると、本当に子どもの野球離れは深刻なのである。

私はとにかく、子どもたちが野球に興味をもってやりたいな!と思ったら、すぐにグラウンドに出て野球ができるチームを、一つも減らしたくないと思っている。
大人の見守りが必要なスポーツ、子どもがグラウンドで野球をやる姿を、ぜひたくさんのお母さんたちに見に来てもらいたい。

また、どんな形でも親がチームに参加できる方法を考えていくべきだと思っている。

普段はスタッフに自前の水筒をお願いしているけれど、余裕のある時母たちがグラウンドで温かいコーヒーやお茶をお出しすることができれば、それはそれでとても喜んでいただけるのではないだろうか。

少なくとも「面倒だなぁ」と思ってお出しするお茶よりは、うんと美味しいお茶を味わっていただけるのではないかと思うのだが。