鉄則3:「着ない服」でクローゼットを埋めない

確認をしてみた結果、たとえば冬の間たくさん着て、いつの間にか毛玉だらけになっている服。ヨレや傷み、汚れができていた服。流行的にもう来シーズン着ないのでは、と思われる服。そんな服がありませんでしたか? 

そうした服は片づける前の今のタイミングで、手放す候補にあげてもいいでしょう。

もしくは「着心地が悪い」「趣味が変わった」「セールの時に勢いで買った」といった理由で今シーズンに一度も出番のなかった服・小物はありませんか? さらには「一度は着たものの、それ以後身に着けることがなかった」となれば、いかがでしょう?

「まだ着られるし」「いつか着るかも」と思われたかもしれません。でも、今シーズンに出番がなかった服に、「来シーズンになった」というだけで本当に出番が生まれるでしょうか?

丈の長さなど好みが変わったため、この冬出番がなかった服。状態がいいので迷ったものの、やはり着そうもないので手放しました(写真:著者)

あくまで大事なのは「まだ着られる」ではなく、「実際に着る」か「実際に着ない」のか。

それを前提に据えれば、自然と手放したほうがよさそうな服が見えてくるのではないでしょうか。

併せて同じ考え方で手袋、マフラー、といった小物類もチェックします。なおタイツや厚手のモコモコソックスなどの消耗品については、真っ先に処分を検討していいものなのかもしれません。

とにかく、次の冬までクローゼットのスペースを埋めてしまわないよう、今の時点で手放したほうがよさそうな服を選ぶことから始めてください。

なお、具体的な売ったり、処分したりして服を手放す方法については、過去の記事にも書いていますので、そちらを参考にしていただければ幸いです。