【3】乾物や缶詰を上手に使う

ひとりの食事で重宝しているのが、日持ちする乾物や缶詰類。

わが家のキッチンに常備してある乾物は切り干し大根、ヒジキ、乾燥ワカメ、大豆や小豆などの豆類です。

切り干し大根は、料理の際にいちいち切る手間がいらないし、栄養価も高く、食物繊維が豊富といいことずくめの食材。定番の煮物だけでなく炒め物に使ったり、漬物にしたり。ただ、一度袋を開けたものを中途半端に残しておくと変色してしまうので、なるべく少量のものを買って一度に使い切りましょう。

買い置きしてある缶詰の定番は、サバ缶とツナ缶。最近はサバの味噌煮缶にハマっています。生野菜の上にのせてごま油やお酢をふってサラダ仕立てにすれば、それだけでたんぱく質と野菜が摂れる一品が完成です。

サバ缶を使ったレシピ『サバの韓国風そぼろレタス包み』

 

【4】できるだけ手間を省く

下ごしらえに時間をかけることでおいしくなる食材もありますが、そうでないものは思い切って手間を省きましょう。

例えば、パスタを茹でる際は、具材となるブロッコリーやキャベツを同じ鍋で一緒に茹でてしまう。ピーマンも、切って、中の種も取って……と考えだすと、面倒に思ってしまいますが、私は包丁で切らずに手でつぶして、へたも種も食べています。

ピーマン丸ごとレシピ『ツナとピーマンの炒め煮』

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次ページから簡単でおいしいレシピを紹介しましょう。

ひとり暮らしのいいところは、自由に献立を決められることです。肩の力を抜いてもっと気楽に、ひとりの食事を楽しんでほしいですね。