歌い上げるのに熱が入りすぎて…

時々息子が起きて「あ、これ聞いたことがある!いいね。」と言って聞いている。そういえば最近、息子たちの世代がTikTokの影響か私達親世代の80~90年代ポップスを好んで聴いているようで…時代は廻る。もう何周廻ったかわかないくらい生きているような気がしてならない。

時々目を覚ますどころか、歌い上げるのに熱が入りすぎて…トイレ休憩のサービスエリアをひょいと通り越してしまうこともたびたび。買い食いして帰るつもりが素通りしてしまうこともある。そしてなぜかこの頃になると私の声は若干掠れ始める。

とにかくひとりで運転して帰る道すがら、眠気を吹き飛ばして安全に家に辿り着くまで、
人様にはとてもじゃないがお聞かせできないような「いずみワンマンショー」を野球の送迎時に毎度繰り広げている。
もう一度言います。
何があっても人様に聞かせられたものではありません。
ひとり遠征送迎中の車内、移動するカラオケボックスにして最強の眠気撃退法である。

それにしてもこの大騒音のなか、ほとんどピクリとも動かず寝られる息子も大したもんだと思う。彼がずっと後部座席でヘッドホンをして寝ているのは、きっとそのせいか。|お母さんの「天城越え」、一度ちゃんと聴かせてやりたいもんだが。

たまたま私のすぐ前を走る車は、ルームミラー越しにその様子を目撃しておられるのだろうか…。

あまりに気にしてなかったけれど、先日前を走っている車のルームミラー越しに、初めて人と目が合ってしまった。
声張り上げて歌っていたのは明らか、なりきって恍惚とした表情を見られてしまった恥ずかしさったら…ない。

くれぐれも送迎父母の皆様、
今週も安全運転でまいりましょう。