紫苑さんいわく「シャンプー・リンスもあまり使わず、いつもは湯シャン」だそうで――(写真:『72歳ひとり暮らし、「年金月5万」が教えてくれたお金との向き合いかた40』より)
日々物価が高騰するなか、支給額が変わらない年金に、経済的な不安を感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そんななか、月5万円の年金で楽しく生活しているのは、72歳ブロガーの紫苑さん。「頭のなかは焦りと不安でいっぱいだった」と語る紫苑さんが、年金5万円生活のなかで気づいたお金との向き合いかたとは。その紫苑さんいわく「シャンプー・リンスもあまり使わず、いつもは湯シャン」だそうで――。

メイクなし。基礎化粧品はシンプルに

基本、メイクはしません。

ただしお出かけや人に会うときのすっぴんは相手に失礼な気がするので、軽めにしています。

私はアレルギーがあるようで、化粧品や洗剤に入っている界面活性剤が肌に合わないようです。

肌まで安上がりにできているせいか、高級な化粧品を使うと、逆にポツポツができてしまいます。

界面活性剤に入っている成分は肌の角質を死滅させるとの説もあります。

基礎化粧品をまったく使わないのは不安なので、肌に合った化粧品を少量使い、だんだん量を少なくしていき、夏など汗をかく季節にはストップ。肌自体が持つ回復力に任せるようにしました。

乾燥が気になる冬には、無印のホホバオイルを目の下やお口周りに1、2滴。

唇にはオリーブオイルを少しだけ付けています。

軽めにメイクしたときも、このホホバオイルで落とし、普通の石鹼で水洗いします。

それでは落ちないときもあるので、そんなときは重曹で、クレンジングペーストを作ったこともあります。

これは重曹大さじ1にオリーブオイルをおよそ30ミリリットル入れて、軽く混ぜ合わせるだけ。それをメイクした場所に塗り、洗顔していました。

メイクしたら落とすのは必須ですが、このペーストを作るのが面倒なのと、肌に触れるとザラつくので、あまり濃いメイクはしなくなりました。