もっとお金を使おう!

ところが現役から退き、働いていない年金生活者は、いわゆる消費者の対象から除外されています。

たとえ現役を続けて労働していても、高齢であるということだけで、消費者から外されてしまっている現実もあります。

つまり、年金生活者であっても、立派な消費者ということなのです(写真提供:Photo AC)

老後2000万円問題や将来の介護問題などで、不安になっているから高齢者の財布のひもが固く締まっているという点はあるでしょうし、実際に、年金まで貯金するので、老後貯金が増える人も少なくありません。

確かに高齢者向けの魅力的な商品がないのも事実ですが、貯蓄したり、買いたいものを買わずに我慢したりして、お金を使うことに頭を使わないと脳の老化につながるので、ここはお金を有意義に使うことを考えてみたいと思います。