頼らない努力をするだけでなく、頼ったときにお返しするものを作る努力も考えてみてほしいのです(撮影◎三浦憲治)

 

第一にすべきは「後悔しないこと」

再婚を反対した子どもが代わりに面倒を見てくれるかというと、そんなことはありません。親の幸せよりも、自分が手にする相続財産を重視するような子どもが、親の面倒を見てくれると考えるのは甘いような気がします。

もちろん子どもと友好な関係を築いている人は、あえて距離を取る必要はないのですが、とにかく第一にすべきは、自分が後悔のない人生を送ることです。

子どもの言うことを聞いて、後々「こんなはずじゃなかった」ということがないようにしてください。