青森県にある、もうひとつの“わざわざ湯”

青森県にはもうひとつ有名な“わざわざ湯”があります。

その名も「黄金崎不老ふ死温泉」。

『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(著:永井千晴/幻冬舎)

数多くのメディアに取り上げられているひょうたん型の露天風呂は、温泉好きにとって一生に一度は訪れたいあこがれ湯のひとつ。

日本海が眼前に広がり、遠くのほうには漁船が見え、波しぶきがこちらに飛んできそうなほどの迫力。太陽の光できんきらに輝く塩気の強い濃厚な温泉は絶品です。

海とひとつになるようなダイナミックな入浴は、あそこまで行かないとかないません。

青森県西部の海沿いにあり、青森市からも弘前市からも秋田市からも車で2時間以上かかるところに位置しています(冬期限定で新青森駅から直行バスが出ています)。

白神山地の麓で、周りはのどかな山と海。大きな観光スポットもほとんどありません。不老ふ死温泉のためだけに行って帰るような温泉旅行は、なんて贅沢だろう、と思うのです。