食べる場所・料理・相手に変化を

60代以降に外食をする際の大きな利点は、自分で行く店や食べる料理、一緒に行く相手が選べる点。これは、脳にとって大きな刺激になります。

お気に入りの店に行って、決まった料理を食べるのも良いですが、できるだけ頼むメニューは毎回、変化をつけ、その差異を感じるほうが脳への刺激が行き渡ります。

余談ですが、私自身、週に4〜5回ラーメン屋に行くうち、3回はこれまで行ったことがない店へ行くようにしています。行く店に変化をつけることで、脳が活性化し、気力が湧いてくるからです。

なお、一人の外食も楽しいですが、ときには一緒にいて楽しい相手と食べに行く機会を設けましょう。会話は脳を活性化するし、気持ちを若返らせてくれます。

外食する際は、食べるものと食べる相手、食べる店に変化をつけることを、ぜひ意識してみてくださいね。

※本稿は、『60歳からはやりたい放題[実践編]』(扶桑社)の一部を再編集したものです。


60歳からはやりたい放題[実践編]』(著:和田秀樹/扶桑社)

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