キッチンを家族が集まる場所にするには

なぜ、多くの男性は「行き止まり」が嫌いなのでしょう?

オスは長い間、狩猟をしてきた動物なので、いつでも「逃げられる自由」が大事なのです。だから、追い詰められるのは嫌い。逆に、「追い詰める」ことは好きなんです。

「壁ドン」するのは、たいてい男性でしょう?

行き止まりのキッチンで料理をしているとき、妻が入ってくると身動きできず、追い詰められるような感覚になってしまい圧迫感を感じるという方もいます。

だから、行き止まりのキッチンよりも、ぐるぐると回遊できるアイランドキッチンがおすすめなのです。

また、キッチンとダイニングの間に壁があるクローズドなキッチンだと、料理していることが見えず、ブラックボックス状態になります。何をつくっているのか、どのくらいまで進んでいるのかわかりません。

だから、「ごはん、まだ〜?」「あとどのくらいでできる?」なんて言われがちなキッチンですね。

なかで何が行われているかが見えないので、「知らない間に出来上がった料理が出てくる」ことになるのです。キッチンで働く大変さも見えませんし、リビングやダイニングで過ごす家族と会話がしにくいので、孤独になりがちです。

キッチンがもっと明るくオープンな場所になり、向かい合って一緒に作業したり、会話をしながら調理できる場になれば、そこはコミュニケーションの場になるだけでなく、クリエイティブで楽しい発見の場にもなります。

「見て! こんな形のピーマンあったよ」なんて言いながらキッチンに夫婦や親子で立ったら、キッチンは家族が集まる場所に変わります。