(写真提供:Photo AC)
持ちモノをできるだけ減らし、必要最小限で暮らすライフスタイル「ミニマリズム」が近年話題になっています。「ミニマリズムを取り入れたことで、人生が変わったと言えるほど生活が一変した」と語るのは、看護師として働きながらYouTubeでミニマリズムの暮らしを発信しているミニマリストのmai minimalismさん。今回は、maiさんの初の著書『がんばらないミニマリズム モノ・時間・暮らしのゆとりをつくる』から一部引用・再編集し、「物欲との付き合い方」についてご紹介します。

自分の物欲がどこから来ているのか

「お金のムダ使いはしたくない」と思いながらも、我慢できずに余計なモノを買ってしまうことがあります。

お店やネットで欲しいモノを探しているときはすごく楽しいのに、買って満足してしまって大して使わなかったり、なんで買ってしまったのだろうと後悔することは、誰しも経験があるのではないでしょうか。

ストレスがたまると無性に買い物がしたくなる、という方もいるはずです。

物欲は、欲しいと思ったモノを手に入れることで達成できてしまう、私たちには切っても切り離せない“欲”です。

必要の有無にかかわらず、モノを買っただけで簡単に満足できてしまう、その手軽さゆえに生活を切り詰めてでもモノを買い続け、物欲を満たそうとしてしまうことがあります。

しかし、物欲を満たすためだけの買い物を続けていると、家が不要なモノで溢れかえり、家計も圧迫してしまいます。

そもそも物欲とはどこからやってくるものなのでしょうか。