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「『日々、ためす、楽しむ』。これこそが、若々しさの秘訣です」そう語るのは、著者累計1000万部を超えるベストセラー作家であり、長年高齢者医療の現場に携わる精神科医・和田秀樹先生。そんな和田先生の著書『60歳からはわたしらしく若返る: 一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』から一部引用・再編集し、「脳・心・体に自信を持ち続けるために取り入れたいこと」を、当連載にてご提案します。今回のテーマは「孤独と上手に付き合ってみる」です。

孤独と上手に付き合ってみる

「大人になると友だちができにくくなる」というのは嘘。趣味のサークルや同じ悩みを持つ仲間同士が友だちになるケースは珍しくありません。

一方、「友だちができない」と感じている人は、そう思い込んでいるから友だちができないだけ。メンタルブロックが働いていることが多いようです。

また、仕事と家にしか居場所がなく、出会いが少なすぎるというケースもとても多い。

もちろん、気の合わない人と無理に付き合う必要はありませんが、気の合う人を見つけて、遠慮のいらないコミュニケーションをとることは、メンタルヘルスにいいことです。