汚れを「しっかり落とす」にはどうすればよいでしょうか?(イメージ/写真提供:写真AC)
部屋干しした洗濯物のニオイ、気になりませんか。原因を取り除けば、部屋干しでもスッキリと気持ちよく洗い上がります。洗濯のコツを洗濯博士の神崎健輔さんに聞きました(撮影=本社写真部)

ひと手間プラスで汚れをしっかり落とす

春から夏にかけての季節は湿度が高くなり、汗や皮脂の量も増えてきます。ニオイやカビ対策が気になりますね。そもそも洗濯物のニオイの原因とは何でしょうか。実は、「雑菌」と「汚れ」の2種類があります。

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雑菌が発するものはいわゆる部屋干し臭のニオイ。汚れが発するものは、洗濯物から匂っていなくてもニオイが隠れていることが多く、服や下着を着て汗をかいたときに、その水分が汚れを吸ってニオイを発するのです。どちらも汚れをしっかり落とすことが重要。香りでごましてはいけません。

では「しっかり落とす」にはどうすればよいでしょうか。ひとつは洗濯の前に酸素系漂白剤でつけ置きをすること。また、洗濯時に洗剤と一緒に入れるのもおすすめです。そして、できれば35~40度程度のお湯で洗いましょう。汚れ落ちが格段に良くなります。お風呂の残り湯が温かければ使用してもかまいません。それから洗濯物は入れすぎないこと。洗濯槽の7割が目安です。

そのほか、この時期の洗濯のコツを次のページからご紹介します。ちょっとの手間で、劇的に洗い上がりがスッキリしますので、試してみてください。