〈発売中の『婦人公論』1月号から記事を先出し!〉
スーツにネクタイの演歌歌手としてデビューして26年。近年は自らつけた「KIINA.」の名前とともに、新たな魅力を発信し続けている氷川きよしさん。休養期間を経て活動の幅をさらに広げた、現在の心境は。(構成:平林理恵 撮影:木村直軌)
スーツにネクタイの演歌歌手としてデビューして26年。近年は自らつけた「KIINA.」の名前とともに、新たな魅力を発信し続けている氷川きよしさん。休養期間を経て活動の幅をさらに広げた、現在の心境は。(構成:平林理恵 撮影:木村直軌)
歌い続けるために休養を決意
いい感じで両立できていたつもりだったけど、もしかしたら、どこかで無理しちゃっていたのかな。これからずっと歌い続けていくためにも、一度リフレッシュしたほうがいいかもしれない、と思うようになってきて……。
それで22年末の『紅白歌合戦』を最後に、お休みをいただくことにしたんです。
休養中は、とにかくなるべく自分を楽しませようと思って、いろいろなことをやってみました。2ヵ月間はアメリカで過ごしたんです。行ってよかったと思いますよ。とってもリラックスできたし、改めて日本の良さを感じることもできましたから。