人生100年時代、現役世代を駆け抜けた後はどのように過ごせばいいのでしょうか。精神科医の保坂隆先生いわく、人生後期は無理をせず「ほどほど」をキーワードに過ごすことが大切とのこと。『精神科医が教える 人生を楽しむ ほどほど老後術』より、日常生活を元気に楽しく暮らすための知識をご紹介します
「メガネをどこに置いたか忘れてしまった」「駅前で会った人の名前が思い出せない」「メモを持たないと買い忘れが多い」など、物忘れは誰にでも起こります。
ただし、笑い話ですむうちは気にすることはありませんが、不安がつきまとうようになったら、「脳の若返り」を心がけたほうがいいでしょう。
筋力をつけるには大変なトレーニングが必要ですが、維持するにも努力が必要です。脳も同様で、使わなければ、それだけ早く衰えてしまいます。毎日ほんの少しずつでも脳のトレーニングを積み重ねることが大切です。
脳トレと聞いて「なんだか難しそう」とか、「あまり気が向かないな」などと思う人がいるかもしれません。でも、心配ご無用。脳トレで一番大事なのは楽しむことだからです。
シニアの物忘れがひどく進行する条件は、「趣味なし、交友なし、遊びなし」だといわれています。それならば、遊び心があれば、若さをキープできるでしょう。
脳トレも、笑顔で取り組めば、さらに効果は高くなります。肩の力を抜いて、リラックスして、気楽にチャレンジしてください。
まず、基本的に使うのは「手」です。手には脳や内臓と直結しているツボがたくさんあり、指や手のツボに刺激を与えるだけで、脳にもよい影響を与えられます。
