(撮影:小林ばく)
〈発売中の『婦人公論』6月号から記事を先出し!〉
シリアスからコメディまで多彩な役柄を演じ、活躍を続ける唐沢寿明さん。今年1月には、妻で俳優の山口智子さんとともに、個人事務所「TEAM KARASAWA」を立ち上げました。62歳にして新たなスタートを切った理由とは。(構成:丸山あかね 撮影:小林ばく)

アクションクラブで教わった大事なこと

17歳で芸能界に入って45年以上が経ち、おかげさまで、これまでいろいろな役を演じさせていただきました。俳優として、とてもありがたいことです。

この仕事は、何度も同じような役が回ってくることもあるじゃないですか。ヒーローとか悪役とか。そういうことがあまりないので、ずっと楽しいです。

まだ売れていない頃から、どんなに小さな役でも自分なりに工夫していました。髪の分け目をいつもと反対にするだけでも、ガラッと印象が変わるんですよ。

そういう積み重ねが功を奏したのかどうかわからないけど、見てくださっている人がいたのだろうと思うと、感謝しかありません。

現場で意識しているのは、チームワークかな。僕の俳優としてのスタートは、「東映アクションクラブ」なんです。「仮面ライダー」シリーズのショッカー役や俳優さんたちのスタントマン、エキストラなんかをやっていました。