(写真提供:Photo AC)
内閣府が公表した「令和8年版高齢社会白書」によると、65歳以上の就業者数は22年連続で前年を上回っているそうです。定年後も長く自分らしく働くためには、どうしたらよいのでしょうか。そこで今回は、シニアの就職支援を専門とするキャリアコンサルタント・西村栄子さんと、中高年のライフ&マネープランニングを専門とするファイナンシャル・プランナーの國富真さんが監修を務めた『定年後の働き方で知りたいことが全部のってる本』から一部を抜粋して、定年後の仕事に関する不安に回答。現代のリアルな「定年からの就活」のノウハウをお届けします。

ハローワークで本当に仕事が見つかる?

60~64歳の就職率は92%! 定年前後にぜひ利用したい公的機関

ハローワークは、仕事を探すシニアにとって非常に心強い味方。各地の主要なハローワークには「生涯現役支援窓口」などのシニア求職者向けコーナーが設置され、それ以外でもシニア歓迎の求人情報が多く集まっています。ハローワークにしか求人を出していない企業も多く、2024年度の実績では、60~64歳の就職率はなんと92%にものぼります。

ハローワークにはインターネットサービスもあり、全国の求人情報が検索可能。いっぽう窓口では、個別の就職相談で希望に沿った求人を紹介してもらったり、企業に紹介状を書いてもらうなどのサポートも。条件のいい新着の求人情報などを得るには、定期的に通うこともコツのひとつといえるでしょう。

<『定年後の働き方で知りたいことが全部のってる本』より>

また、頻繁に実施される就活セミナーでは、自己分析や応募書類の書き方、面接のアドバイスなども。企業の採用担当者と直接面談できる面接会や就活フェアも開催されています。

さらにハローワークを通じた職業訓練も、無料または低額で受講できます。雇用保険受給者向けの「公共職業訓練」や非受給者向けの「求職者支援訓練」のほか、定年前の在職者であれば「教育訓練」が受講可能。就活を始めるとき・悩んだときには、ぜひハローワークを頼ってみましょう。

<『定年後の働き方で知りたいことが全部のってる本』より>

ネットでハローワークのサービスが受けられる!

PCやスマホで求人情報や職業訓練、面接会やセミナーなどの情報がさまざまに検索できます。事前に仮登録しておけば、ハローワークの利用に必要な求職申し込みの手続きもスムーズに。